今、僕はクラウドファンディングのサポートを仕事にしています。
でも、最初からクラファンが得意だったわけではありません。
むしろ僕のスタートは、かなり大きな失敗でした。
2017年。
自分自身で初めてクラウドファンディングに挑戦しました。
目標金額は100万円。
結果は、
約3万円。
目標には、まったく届きませんでした。
今振り返ると、この失敗が今の僕のクラファン設計の原点になっています。
当時の僕にも、人とのつながりはありました。
SNSも使っていましたし、コミュニティのような場所もありました。
だからどこかで、
「クラファンを公開して告知すれば、ある程度は集まるだろう」
と思っていたんだと思います。
ページを作る。
公開する。
SNSで知らせる。
そこから支援が集まる。
そんな順番で考えていました。
でも実際には、ほとんど動きませんでした。
目標金額は100万円。
でも当時の僕は、
その100万円を何人でつくるのか。
誰が最初に支援してくれるのか。
誰へ公開前に話しておくのか。
というところまで考えられていませんでした。
今の僕なら、まず100万円を「人」に変換します。
平均支援額が1万円なら約100人。
では、その100人は誰なのか。
公開初日に誰が動くのか。
そこから考えます。
当時の僕は、
100万円という“円”を見ていて、その向こうにいる“人”を見ていなかった。
ここが大きかったと思っています。
SNSへ投稿すれば、フォロワーには届く。
当時はそんな感覚もありました。
でも、
投稿した時間に見ていない人もいます。
見ても、自分に関係があると思わない人もいます。
そもそも、なぜ僕を応援するのかが伝わっていなければ動きません。
今は、
SNSに投稿した=届けた
とは考えません。
公開前から企画を話し、反応をもらい、支援者候補との関係をつくる。
そして公開日に、
「始まりました」
と届ける。
クラファンは、公開前から始まっています。
2017年の僕は、
公開してから頑張る。
という感覚でした。
今は逆です。
公開するまでに、できるだけ支援が動く状態をつくる。
公開初日に連絡する相手。
支援者候補。
企業スポンサー候補。
リターン。
発信内容。
公開後に動ける体制。
ここまで準備してから公開します。
だから、ページが完成していても準備が足りなければ、
「もう少し待ちましょう」
と伝えることもあります。
もちろん当時は、悔しかったです。
でももし、あのクラファンが簡単に100万円集まっていたら、
「クラファンは公開すれば集まる」
と思ったままだったかもしれません。
約3万円だったから、
なぜ集まらなかったのかを考えた。
その後、実際の支援現場で何度も試しながら、自分なりの判断基準をつくってきました。
今は150件以上のクラファン支援に関わっていますが、その根っこには、この最初の失敗があります。
クラファンは、ページを公開して支援を待つ仕組みではありません。
誰が応援するのか。
なぜ応援するのか。
公開前にどこまで関係をつくれるのか。
僕が今、一番大切にしているのはそこです。
目標100万円で、結果は約3万円。
この失敗から僕が学んだ一番大きなことは、
クラファンは、公開してから始まるのではない。
ということでした。
クラファン現場判断①|ページが完成したら公開していい?僕が公開を延期する判断基準
クラファン現場判断⑦|支援者候補は何人必要?僕が公開前に「円」ではなく「人」を数える理由
クラファン公開前にやるべき準備|成功は公開前から始まっている
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