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リード 財務省が6月19日に発表した5月の貿易統計で、対米輸出が前年同月比7.2%減となった。自動車・同部品は12.4%減と2桁の落ち込みだ。ここで重要なのは月次の数字の振れではなく、米国の高関税政策が日本の稼ぐ力の構造そのものを問い直しつつあるという事実の方だ。 何が起きているのか 米国は2025年以降、輸入自動車に25%の追加関税を課している。当初は対日貿易赤字是正を名目とした交渉カードと見る...
リード 米国が対日関税協議の場で「対米貿易黒字の数値目標による削減」を求める姿勢を鮮明にしている。財務省が6月4日に公表した4月貿易統計(速報)によれば、対米貿易黒字は8,247億円と前年同月比12.3%増。ここで重要なのは黒字の規模そのものではなく、その「構造的な粘着性」の方だ。 何が起きているのか 財務省の4月貿易統計(2026年6月4日公表)では、輸出総額9兆1,320億円(前年比+8.1%...
リード OPEC+(石油輸出国機構とロシア等の産油国連合)は6月6日の閣僚会合で、7月以降の追加増産幅を日量40万バレルとすることで合意した。これを受けてWTI原油先物は前日終値比2.1%安の1バレル61ドル台前半に下落。2025年9月には90ドル台を付けていた原油相場は、9カ月で約30%の水準訂正を経たことになる。日本にとって、これは単なる資源価格の話ではない。インフレ構造の転換点になりうる。 ...
リード 米国が主要貿易相手国への追加関税措置を再び議会で議論し始めた2026年夏、日本の輸出企業には静かな緊張感が走っている。財務省が発表した2026年5月の貿易統計では、輸出額が前年同月比で3.2%増と堅調に見えるが、数字の内側をみると構造的な問いが浮かびあがる。ここで重要なのは貿易額の増減ではなく、輸出先と品目の「集中リスク」の方だ。 何が起きているのか 財務省貿易統計(2026年5月速報)に...
リード 米国の追加関税措置が輸出依存度の高い日本企業を直撃しつつある。財務省の貿易統計(2026年6月速報)では対米輸出額が前年同月比で約8.3%減少。ここで重要なのは円安メリットの消失という話ではなく、関税という「コスト床の切り上げ」が定着しつつある構造変化の方だ。 何が起きているのか 米政権は2026年初頭から段階的に関税を引き上げ、自動車分野では最大25%の追加関税が適用された品目も出ている...