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リード まず事実から確認しておく。2025年の出生数は速報値で約72万3,000人、前年比で約2万人減となり、統計開始以来の最低を3年連続で更新した。政府が「次元の異なる少子化対策」と位置付けた児童手当の大幅拡充が2024年10月に始まってから、すでに1年半近くが経過している。給付規模を拡大した政策の効果はどこに現れ、何が依然として課題として残っているのか。 何が起きているのか 2024年10月、...
リード 2026年4月、「子ども・子育て支援金」制度が本格徴収を始めて5カ月が経つ。社会保険料に上乗せされる形で月平均500円程度、最大で約1,400円が現役世代の手取りから減る仕組みだ。9月の給与明細が出回るなか、制度への賛否が改めてX上で噴出している。 何が起きているのか まず事実から確認しておく。子ども・子育て支援金は、2024年成立の「こども未来戦略法」改正を受け、2026年度から医療保険...
リード まず事実から確認しておく。文部科学省の集計では、2025年度に廃校となった公立小中学校は全国で約480校にのぼった。ピーク時の2002年度(約630校)より件数は減ったものの、近年は「底打ち」の気配がない。少子化・地方財政の悪化・人口流出という三つの力が交差する地点で、学校という公共インフラが静かに消えていっている。 何が起きているのか 文部科学省「廃校施設等活用状況実態調査」(2025年...
リード まず事実から確認しておく。厚生労働省が2026年6月に公表した「2025年人口動態統計(概数)」によれば、年間出生数は約68万4千人と、統計開始以来初めて70万人の大台を割り込んだ。合計特殊出生率は0.95と、前年の0.97からさらに低下した。政府がこの10年で投じた少子化対策の予算は累計で数兆円規模に上るにもかかわらず、である。 何が起きているのか 厚生労働省の発表データによれば、202...
リード まず事実から確認しておく。厚生労働省が2026年6月5日に発表した2025年の人口動態統計(速報)によると、合計特殊出生率は1.14となり、2023年の1.20を下回って過去最低を更新した。戦後初めて1.1台に転落した数字は、こども家庭庁が2023年度以降に累計約2兆円を投じてきた少子化対策の「成果」を根本から問い直している。 何が起きているのか 速報値によれば、2025年の出生数は65万...
リード まず事実から確認しておく。厚生労働省が2026年8月に公表した人口動態統計(速報)によれば、2025年1〜6月の出生数は前年同期比約4.2%減の約33万5千人にとどまった。このペースが続けば年間出生数は67万〜68万人台となり、統計開始以来初めて70万人の大台を割り込む見通しだ。2015年に100万人を超えていた出生数が、10年あまりで3割以上失われた計算になる。 何が起きているのか 20...
リード まず事実から確認しておく。厚生労働省が今月公表した試算によれば、2040年度の社会保障給付費は190兆円超に達する見込みだ。2024年度実績(約140兆円)と比べると、16年間で約50兆円の膨張になる。この数字を機に「現役世代の負担はどこまで上がるのか」という問いがSNS上でも広がり、制度の持続可能性への関心が改めて高まっている。 何が起きているのか 厚労省が8月に公表した「2040年を見...
リード まず事実から確認しておく。文部科学省が2026年4月に公表した「公立学校教員の採用・勤務状況調査」によると、教員の不足数(定数内未配置数)は全国で推計3万1,200人にのぼる。夏休み明けの9月を目前に控えた今、担任が決まらないまま2学期を迎えようとしている学校が全国各地で報告されている。これは採用担当者の失策でも、特定の自治体の怠慢でもない。構造として教育行政に埋め込まれた問題だ。 何が起...