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リード 6月25日の東京債券市場で、長期金利の指標となる10年物国債利回りが一時2.12%まで上昇し、2008年11月以来およそ18年ぶりの水準を更新した。日銀の政策正常化と米金利高止まりという二重の圧力が、日本の財政構造をじわじわと試し始めている。 何が起きているのか 財務省の2026年度予算では、国債残高は普通国債だけで約1,058兆円。金利の基準となる10年物JGB利回りが前日終値2.09%...
リード 6月下旬、日銀の7月追加利上げをめぐる観測が市場で再び勢いを増している。円相場は前日終値で1ドル=150円32銭と150円台に定着し、10年国債利回りは1.72%へ上昇した。ここで重要なのは為替の水準そのものではなく、国内インフレの構造変化がどこまで進んでいるかの方だ。 何が起きているのか 6月30日、東京債券市場では売りが優勢となり、10年利回りが一時1.75%に達した(前日終値1.72...
リード 日本と英国の長期国債利回りが相次いで数十年ぶりの高水準をつけている。X(旧Twitter)では「国債売りが世界で加速、日英利回りが数十年ぶり高水準」というフレーズが週末の経済クラスタで拡散した。ここで重要なのは「日本固有の問題」ではなく、インフレ再燃を受けた「世界的な財政規律の問い直し」の方だ。 何が起きているのか 英国の30年物国債(ギルト)利回りは2025年末以降じわじわと上昇を続け、...
リード 40年物国債の利回りが3.6%台に乗った。財務省が6月2日に実施した入札では最高落札利回りが3.622%と過去最高水準を更新し、30年物も3.31%を超えている。ここで重要なのは「金利の高さ」そのものではなく、日銀の量的縮小(QT)と財政の利払い費急増という2つの構造的圧力が、同時に超長期ゾーンへ集中しつつあるという点だ。 何が起きているのか 財務省の入札結果によれば、6月2日の40年物国...
リード 米連邦政府の累積債務残高が2026年6月初旬、40兆ドルの節目を突破した。トランプ政権下の大型減税と歳出拡大が重なり、議会予算局(CBO)は2026年度の財政赤字をGDP比7.2%と見込む。短期は債務上限交渉の綱引き、中期は国債需給の構造変化、長期は「基軸通貨国の財政持続性」という問いが、世界の市場参加者を揺さぶっている。 何が起きているのか 米財務省が6月6日(前日終値ベース)に公表した...
リード 6月16日、10年物国債(JGB)利回りが一時1.65%をつけ、2013年以来の水準に迫った。日銀が3月に続き利上げ方向を示唆する中、「金利のある世界」が日本財政に与える構造的な圧力が、いよいよ数字として現れ始めている。ここで重要なのは「金利が上がった」という事実ではなく、利払い費の増加速度が財政余力の縮小とどう交差するか、だ。 何が起きているのか 財務省が2026年度予算に計上した利払い...