「労働政策」の検索結果: ユーザー 0件・記事 6件
リード 中央最低賃金審議会が6月下旬、2026年度の引き上げ額に関する目安審議を本格化させた。政府が「できる限り早期に」と掲げる全国加重平均1500円の目標に対し、現行(2025年10月改定)は1078円——残り422円という数字の向こうに、都市と地方の分断が横たわっている。これは賃金問題というより、地域間の経済格差と産業構造の問題に近い。 何が起きているのか 厚生労働省の中央最低賃金審議会は毎年...
リード まず事実から確認しておく。厚生労働省は2026年8月28日、2026年度地域別最低賃金の改定額を官報告示した。全国加重平均は1,213円——前年度比73円増、引き上げ率6.4%は過去最大に並ぶ水準だ。影響を受ける労働者は推計280万人とされている。その数字の背後にある構造を読んでいきたい。 何が起きているのか 中央最低賃金審議会は8月上旬、「全国一律73円」の目安を答申。47都道府県の地方...
リード まず事実から確認しておく。2024年6月に施行された「育成就労制度」が本格稼働して約1年が過ぎた。技能実習制度が抱えていた「人権侵害の温床」との批判を受け、転職の自由化と日本語教育の義務化を柱とする新制度は、現場でどこまで機能しているか。政府統計と現場の声を照らし合わせると、改革の「継続課題」が浮かび上がる。 何が起きているのか 厚生労働省が2026年7月に公表した統計によると、育成就労制...
リード 技能実習制度の廃止と「育成就労制度」への移行が本格化して2年が経つ。2024年6月に成立した育成就労法は、「人権侵害の温床」と批判され続けた旧制度を抜本的に見直す試みだ。しかし移行期の現場では、制度の文言の前進と現実の遅滞が同時に進行している。 何が起きているのか 育成就労制度は2027年の完全施行に向け、段階的な移行が続く。旧技能実習制度の下で就労していた外国人は2023年末時点で約35...
リード 技能実習制度の廃止と「育成就労制度」への移行が、いよいよ企業・自治体・外国人労働者の三者に現実の問題として迫ってきた。2024年6月に改正法が成立し、施行は2027年。1年を切った今、制度の「設計図」と現場の「現実」の間に埋めきれないギャップが生じている。 何が起きているのか まず事実から確認しておく。 技能実習制度は2023年末時点で約34万人の在留者を抱え、農業・建設・介護・食品製造な...
リード まず事実から確認しておく。2026年6月末時点の在留外国人数は法務省の速報値で約380万人、うち就労資格を持つ者は110万人を超えた。旧・技能実習制度を廃止し、昨年4月に本格始動した「育成就労制度」は、制度設計の「理念」と現場の「運用」のあいだに埋めきれない溝が生まれつつある。 何が起きているのか 育成就労制度は、最長3年の「育成就労」期間を経て特定技能1号・2号へのステップアップを想定し...